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Book Guide for Rusties 2005/08

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

8月

リンダリンダリンダパートナーズ「リンダリンダリンダオフィシャルブック」太田出版
映画に感動したので見た。もうちょっと出演者とその周辺のインタビューみたいな ものが欲しかった( 山崎優子オフィシャルサイトの映画出演日記みたいなものが)。 商売っ気があまり感じられなかった。 監督がまんが専門学校の講師に呼ばれ、鬼畜大宴会を上映したら教室がパニックに なって、クビになった、という話が面白かった。
いしい ひさいち「大阪100円生活―バイトくん通信」講談社
バイトくんなんだが、いしいひさいちが自分の学生時代とデビュー時代を 振り返っていて面白かった。その下で、大阪の地名などを解説している コラムは面白くもないし解説にもなっておらず不要だ。
篠原章「日本ロック雑誌クロニクル」太田出版
Quick Japanの連載が楽しみで早く単行本にならないかなと思っていた。 ミュージックライフ、(ニュー)ミュージックマガジン、ロッキンオンと 重要なロック雑誌の栄枯盛衰の歴史をまとめた本。大変面白い。
山野車輪「マンガ嫌韓流」晋遊舎
普通にインターネットに触れていれば聞く話ばかり。よくまとまっています。 歴史の真実よりも、漫画に描かれている日韓双方の登場人物の生真面目さの方が 危険だと思っている。善意や生真面目さは不毛な戦争の推進力になるから。
Brian Tracy「カエルを食べてしまえ!」ダイヤモンド社
最初に面倒そうで大事な仕事をしてしまえという、どうってことのない本。 よく80-20%の法則とかいうんだけどさ、 80%を済ましてあとは寝ていられるわけではなかったら、 最初から全部やるべきだし、順序なんて関係ないんじゃないかと思うんだけど。 自己啓発本って打率が低い。
永江朗「消える本、残る本」編書房
この人おもしろい。
宮嶋茂樹「私の異常な愛情」ぴあ
不肖・宮嶋が戦争映画の解説をした本。媒体が女性誌のせいか、 健康優良不良少年には当然の話も多い。 「プライベート・ライアン」の狙撃手の発射アクションがずっと気になっていたのだが、 この説明は初めて読んだ。すごい。
枡野浩一「てのりくじら 枡野浩一短歌集(1)」実業之日本社
fukkan.comで復刊記念で購入してサイン入りはがきをもらった。うれしい。 何度読んでも傑作だ。
枡野浩一「ドレミふぁんくしょんドロップ 枡野浩一短歌集(2)」実業之日本社
祝、復刊。
加藤昌治「考具」阪急コミュニケーションズ
いろんな人が誉めているので読む。 企画する仕事ではないのだが、趣味的に面白い手法をいくつか 知って面白かった。カラーパスとかね(朝、一つの色を決めて、 その色のものを一日チェックしていくという発想法。 やってみたら、発想はどうかはわからないが、発見が多かった)
せきやてつじ「バンビーノ!(2)」小学館
今一番熱いのがこれだ。何しろ人のせいや制度のせいにしないのが 主人公に好感が持てて良い。
平田弘史「お父さん物語」青林工藝舎
私はヤンマガのこれで平田弘史を知った。途中からイッてます。

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