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Book Guide for Rusties 2003/06

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A: 殿堂入り 5: 読め, 4: まあ面白い, 3: お好きに, 2: つまらん, 1: 金の無駄

6月

村松友視「ヤスケンの海」幻冬舎
ハロルド作石「BECK(15)」講談社
さそうあきら「子供の情景」双葉社
唐沢なをき「電脳炎」小学館
本橋信宏「欲望の迷路」宝島社
この方、神経症は克服した模様。面白かった。
内部事情については松沢呉一の方がぜんぜん面白いのだけど、
なんというか、リアル
でした。

しかしたった3-4年で

山本直樹「フラグメンツIV」小学館
秋本治「こちら葛飾区亀有公園前派出所(135)」集英社
惰性です。
綾小路翔「瞬きもせずに」ロッキング・オン
氣志團の綾小路翔の半生インタビュー。
面白かった
面白かったのはあくまでも本人の経歴の面白さと、それの語りの面白さであって、
インタビュアーはつまらないし、
脚注もつまらないし(宮崎吐夢を出せとまではいわないけども)、
たまにある諧謔も空回りしていた。
昔 Quick Japan に載っていたインタビューはもっと面白く、
本人がノッていたように思う。

このあたりが高学歴集団となったロッキング・オン社の限界か。

単にQuick Japanインタビューの方が新鮮だったのかもしれない。
一番好きな早乙女光が元ベースだったと知ってうれしい

箭本進一他「超クソゲーremix」太田出版
昔出ていたクソゲー本がなぜかコンビニに。
こういうのを読むと、と学会シリーズがネタだけではなく、
紹介者の資質と文章力に負ってる部分が大きいことがわかる。
紹介文が本当に紹介文なだけで、魅力が無いのであった。
ちなみにやったことがあるゲームは一つもなかった。
ほったゆみ原作小畑健画「ヒカルの碁(22)」集英社
今回は緊迫度が少なかった。
連載の方は終了したというのは本当だろうか。
太田垣康男「MOONLIGHT MILE(6)」小学館
今回はエピソードがあまり好みではなかった。
けどあくまでもこれまでの巻と比べての話で、ずいぶん面白い。
早く帰って読みたいという期待度は維持
かわぐちかいじ「太陽の黙示録(1)(2)」小学館
地震と火山噴火による日本分裂モノ。南はアメリカ統治、北は中国統治。
なんかこの人マジで語りそうで心配だ。
物語はようやく始まったばかりだというのに、
すでに矢作俊彦「あ・じゃぱん」に負けてる。

No.
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