いっやぁ~んっ!勘違い!! ずいぶん以前の私の勘違いが判明してしまいました。 Suchi Today の、 >2000/10/23: Science - Liquid Nitrogen(4) > 2000/03/04: Liquid Nitrogen(3)を読んだ 滋賀県のPさんより丁寧なお手紙 (以下略) について、 私が説明例にあげた、「エアブラシ用の空気ボンベ(中は液体)」」は、 中身が「窒素」ではなく、「フロン」でした # 高校生の時(18年くらい前)に購入したものの残り..未使用品 つまり、エアブラシやガス式エアーガンで使用する「缶入り空気ボンベ」 の中身を、「フロン(代替フロンを含む)」ではなく「窒素または空気」 だと思いこんでしまった... ...という勘違いから、ぜんぜんちがう説明をでっちあげてしまいました ------- 反 省 ------- ということで、多分[滋賀県のPさん]の説明の方がが正しいと思います。 窒素の、液体での保存には、魔法瓶のようなものが必要みたいです。 # 冷やしておく必要がある..という事みたいです。 # 但し、液化窒素自身が少しずつ気化しながら、その気化熱で、自分自身と # 自分の周囲(近接する空気や容器)を冷やし続けるので、一瞬で全部が # 気化するというわけではありません。 # とは言っても、あたりにぶちまければ、ほんの1~2秒で気化しますが.. # (魔法瓶を使えば、常温の場所で、液体を人の目で見ることが出来ます) # なお、液化ヘリウム(沸点-269度K)の場合は無理です # (常温の場所では一瞬で気化します) というわけで、世間で販売されている空気ボンベ(圧縮窒素、圧縮酸素等々) の中身は、多分気体だと思います。 ただし、一体どれくらいの量の気体が入っているのか判りません。 -- なお、窒素ボンベの写真をWeb上で見つけたのですが、その写真の 窒素ボンベのラベルの中に、 「充填圧力150kg/m2 (35度C) Iwatani ...」 という記載を見つけました。 (150kg/m2 .. もしかしたら、50kg/m2 の見間違いかもしれない) この、ボンベ内部の充填圧力を示す数値の単位についてですが.. いわゆる大気圧 1気圧=1013hPa(ヘクトパスカル)とは単位系が 違っているので、どうにも比較ができなくて困りました 1(気圧)=1013(hPa)=101300(Pa) ここで、 Pa=N/m2 (パスカル = ニュートン/メートル2乗) N = kg・m/s2 (ニュートン = キログラム・メートル/秒2乗) なので Pa=N/m2=kg/ms2 (パスカル = .. = キログラム/メートル 秒2乗) ということなのですが.... これと、ボンベに記載された充填圧力の単位を比べると ボンベの充填圧力の単位 kg/m2 (キログラム/メートル2乗) 気圧を kg m s の単位で表すと kg/ms2 (キログラム/メートル 秒2乗) ということで、 ・どちらも圧力の単位の筈なのに、単位が違うじゃん! となってしまって、ぼくには訳がわからなくなってしまいました。 (圧力単位には、他に kg/cm2 というのもあるのですけれど..) (kgf/cm2 というのもあった......なんですか?これ) こまったものです。 もしかして、圧縮空気ボンベの中は数十~100気圧くらいあるのかな? (不明....誰か調べるか計算して!) (計算のどこかで、重力定数 9.8kg/s2 を使うような気がします .. 余談) 自動車や2輪車のタイヤの空気圧 ・ 1.75, 1.80, 2.0, 2.2(自動車、バイク等々) ・ 4.0(自転車:ロードスポーツ) とか言う数字の単位って、一体なんでしょう このへんに何か秘密がかくされているのでしょうか?